懐かしいゲーム その24

THE 花札 / ZAT SOFT
 テーブルゲームの定番「花札」です。MZ-1500でMZ-700版のゲームを遊ぶことはありましたが、 このゲームもその中の1本です。もちろんキャラグラですが、表現は見事です。
 タイトルでは札と役の種類を表示するデモが流れます。
 猪鹿蝶で300文獲得です。役ごとに違う音楽が用意されている凝りようです。  1ゲーム終了ごとに勝敗を決定します。猪鹿蝶により50文札が無くても勝ちました。
 勝利時に流れる曲は「昭和枯れすすき」なので、当時から勝った気がしませんでした。
 1ゲームは1ヶ月と数えられ、12ヶ月を戦います。
ナイルギャモン / ANDOOR
 ほとんど知られていないボードゲームです。2人で遊ぶゲームですがCPU対戦 もできます。
 あまりにも面白かったので、紙でゲームを作り学校で遊んでいました。クラス内限定でしたが、 一時はブームにもなりました。
 詳しくは「ナイルギャモン」または「セネト」で検索してみてください。
 4つのダイス(画面右下の棒)を振り、先に1を出した方が先手です。 ダイスは白が1で黒が0です。ただし黒4つは0ではなく6になります。  すべての駒を30(画面では29まで表示)のマスまで進めると勝利です。 通常交互にダイスを振ってゲームを進めますが、1、4、6の目を出せば続けてダイスを振れます。
 先手は10の駒が1つ進んでゲームスタートです。続けてダイスが振ると3が出ました。ここで11の駒を進めても いいのですが...
 4の駒を進めました。なぜなら進んだ先に相手の駒があるときは、 場所を交換できるのです。ただし、前後のマス(ここでは6か8)に相手の駒があるときは 交換できません。
 6,7,8のマスに自分の駒が連続になったので、相手の5以下の駒は進みにくくなりました。 逆に自分の2の駒も進みにくくなるので最善の手ではないのかもしれません。
 26のマスからは安全地帯で、駒が連続していなくても交換されることはありません。 ただし、27のマス(×)は振り出し(1のマス)に戻されます。
 ゴールするには自分のすべての駒が21以上になければならないので、このあたりからゲームが動いていきます。
 果たして勝てるでしょうか?
 CPUのアルゴリズムはシンプルですが楽しめます。
COSMO VENTURE / T.DOI
 シミュレーションゲーム「COSMO VENTURE」です。N-BASICからの移植で、 タイトル画面まで強引に移植するほどお気に入りだったようです。
 宇宙空間に点在する惑星を調査し、結果を地球まで持ち帰るのが目的です。
 画面は艦隊リストです。母艦3隻、戦闘機11機、調査機4機の全18機(隻)です。
 この画面では母艦は地球(座標0:0:0)に位置し、小型機は乗船しているのがわかります。
 ちなみに宇宙空間の広さは 400:450:500 です。
 母艦3隻を移動してレーダーで確認してみると「未確認物体」と「惑星No.17」を発見しました。
 距離の近い惑星No.17へ向かいます。
 移動後に攻撃されましたが回避できました。
 1日の行動回数は決められており、これ以上行動できないので1日進めます。
 敵2,3の攻撃を受けましたが故障は無いようです。  母艦には5機の戦闘機が乗船しているので発艦させます。
 なぜか燃料、弾薬、ミサイルすべて0なので、補給しておきます。
 かなり緊張感の欠ける戦闘ではありますが、プログラムの入力ミスかもしれません。
 戦闘はどれに攻撃するか選択するのみです。当時はこれでも面白かったです。
 母艦も参戦できるので、こちらのほうが有利そうです。
 敵がいなくなったところで惑星の探索です。母艦を惑星に着陸させ、探査機を発艦します。
 探査を終了すると惑星データが記録されます。
 この惑星のデータは
  • 気温:-40
  • 生物:下等(戦闘能力あり)
  • 鉱物:インジウム(貴重)
  • 鉱物量:1000
でした。
  このまま次の惑星に行くのも、地球に帰るのも自由です。
 その前に戦闘機と探査機の帰艦は忘れずに。
 ただし、このまま地球に帰って総合評価を受けても、間違いなくこう言われるでしょう。 「たかがゲームでも真面目にやりましょう」と。
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