フラッピー for MZ-1500 シーンエディタ

 MZ-1500版ゲームソフト「FLAPPY」のシーンデータ(面データ)を編集するためのソフトウェアです。 自作した面は実機やエミュレータなどで遊べます。
必要な物

ダウンロード

ZIP 圧縮ファイルファイル内容バージョンと説明
FlappySceneEditor.zip
146,573 バイト
CRC32:6CB07176
FlappySceneEditor.exe
347,546 バイト
CRC32:2E0DBDCE
Ver 1.01
シーンエディタ本体です。

FLAPPY-EDIT.zip
7,519 バイト
CRC32:EE075789
FLAPPY-EDIT.mzt
32,128 バイト
CRC32:96E5E7BB
Ver 1.01
編集専用のシーンデータファイルです。再配布する場合に使用します。
このファイルのみではゲームは遊べません。

インストールとアンインストール

 インストールはダウンロードしたファイルを解凍(展開)して、適当なフォルダに移動してください。
 アンインストールは移動したファイルを削除するだけです。


起動と動作の確認

 ダウンロードしたソフトウェアを起動して、ファイルメニューからゲームソフトのA面を開いてください。
 確認するのは、黄色の枠で示している部分です。
  • シーン1,100,188が正しく表示されている
  • ゲームキャラクタおよびシーン番号が正しく表示されている
 編集メニューからキーワードを選んで、キーワードも正しく表示されているかを確認してください。
 ※ なんとなく覚えているキーワードが表示されていれば大丈夫です。

 どれか一つでもおかしな点があれば、使用を中止してください。
 ファイルを開いてエラーが表示されたときは、ゲームソフトのバージョンが違う可能性があります。 そのときも使用を中止してください。

シーンデータファイルの読み込み

 ファイルメニューからシーンデータファイルを読み込むと、200シーン分のデータを縮小して表示します。
 ここでは、ダウンロードしたシーンデータファイルを読み込んでいるため、未編集のデータが表示されています。
 画面の下半分には、マウスカーソルの周辺を拡大して表示します。

 シーンを編集するときは、編集したいシーンを左クリックしてください。

シーンの編集と登録

 シーンの編集画面です。 画面上部には、編集中のシーン番号(SCENE)と配置可能キャラクタ数(FREE)を表示しています。 画面中央は編集エリア、画面下部はキャラクタ選択ボタンになっています。
 編集は、左クリックで配置し右クリックで削除です。
 配置できるキャラクタは以下の7種類です。フラッピーは画面左上に固定されており、移動などの編集はできません。

ユニコーン エビーラ 催眠きのこ
ブルーストーン ブロック ブルーエリア
※ キャラクタが変ですが、シーンデータファイルを読み込んだときのキャラクタを表示しているためです。

 画面から分かるように何も配置していなくても、配置可能キャラクタ数が17個しかありません。 ブルーストーンは必須なので事実上は16個です。
 ただし、ブロックとブルーエリアは、配置可能キャラクタ数には影響しません。

 編集したシーンを登録するときは、編集メニューの「シーンの登録」を選択してください。
 「編集のクリア」を選択すると、フラッピーのみの初期画面になり、「編集のキャンセル」を 選択すると編集内容を取り消せます。

コードの確認

 編集メニューの「コードの確認」を選択すると、編集中のシーンデータを文字として表示します。
 シーン編集中に使用できます。

コードの入力

 編集メニューの「コードの入力」を選択すると、コードを入力するためのウィンドウが表示されます。
 シーン編集中に使用できます。
 以下のコードを入力すると「コード」と書かれたシーンが表示されます。
 ※コードをすべて選択した後、コピー&ペーストすると簡単に入力できます。

キーワード

 編集メニューの「キーワード」を選択すると、キーワード編集ウィンドウが表示されます。
 ゲーム内で使用されているキーワードを編集できます。  使用できる文字は 61 種類です。
  • 半角英数字 A~Z、0~9
  • その他の半角文字 !”#$%&’[ ]¥@( )< >:;?+-*/.,=
 ランダムボタンは、文字をバラバラに組み合わせたキーワードを自動で作成します。

ファイルの読み込み
 ファイルを続けて読み込んだときは、内容を選択するウィンドウが表示されます。
  • プログラム --- プログラム部分およびキャラクタデータを読み込みます。
  • キーワードデータ --- ゲーム内で入力するキーワードのデータを読み込みます。
  • シーンデータ --- シーンデータを読み込みます。
 読み込む内容をチェックして OK ボタンを押してください。

ファイルの保存

 編集した内容を保存するときは、ファイルメニューから「名前を付けて保存」を選択して、 ファイルを保存してください。
 シーン編集中は保存できません。シーンを登録するかキャンセルして、縮小画面に戻ってください。
 オリジナルのファイルに上書きしないように、ご注意ください。
再配布時の注意

 ゲームのオリジナルデータを含んだファイルやコードを配布しないように、ご注意ください。
 データファイルを再配布する場合は、必ずこのページからダウンロードしたシーンデータファイルの プログラムを読み込んだ状態にしてください。保存したファイルを起動し、右の画面が表示されれば大丈夫です。

自作したシーンのコード

 いくつかのシーンを作成してみました。ほとんど一発ネタです。

MZこれを面白いと見るか否か

なぜかX1はあるのにMZがないので作成。遊ぶ価値はなし。


一瞬「えっ?」と思わせるだけの面。遊ぶ価値はなし。

1回でクリア?キー操作その1

簡単なシーンですが、1回目でクリアできたらスゴイです。


キー操作が重要なシーンです。無駄な動きは命とりです。

無題残り3発

あのドーナツを思わせるシーンです。


岩を落として敵をやっつけろ。運まかせ。

キー操作その2 ~グラス編~

ユニコーンが目覚めるまでにクリアするべし。




余談

編集時の制限
 編集していると気が付きますが、17個しか配置できないのはきついです。 フラッピーが左上に固定というのも意外と編集の自由が奪われます。
 その結果、かなりのセンスが問われることになります。私には無理です。
 ゲームの仕様上の制限もあります。岩は15個(ブルーストーンと合わせて16個)まで配置できます。 催眠きのこは、14個以上拾うと画面が壊れます。


ゴミ?
 見た目には分りませんが、データ上でのゴミが存在するシーンがいくつかあります。例えばシーン10が そうです。以下の手順で確認してみてください。
  1. シーン10のコードを表示してコピー
  2. コード入力ウィンドウでペースト
  3. 再度シーン10のコードを表示
 画面に変化はありませんが、コードが短くなることがわかると思います。

ゴミ!
 これも見た目にはわかりませんが、データ上での完全なゴミが存在します。シーン126です。8個ある岩のうち 右から3番目の岩が重なっています。以下の手順で確認できます。
  1. シーン126を表示して右から3番目の岩を削除
  2. シーンを登録
  3. シーン126を再度表示すると...岩が復活!
 これによって1個のキャラクタを新たに配置できます。この1個のキャラクタでより面白くできるかはセンスの問題です。

キーワードが丸見え!
 キーワードは暗号化されていませんでした。「早解きNo.1を狙えたのでは」と思ってしまいます。 でも、嬉しさよりも虚しさが残るだけですけど。 No.1を持っている人は「アレをソレしたんじゃないの?」と思われそうです。
 キーワードの暗号化は、いろいろな意味でも重要なことだと気付かされます。

キーワードの文字
 シーンエディタでは除いていますが、キーワードにカナや記号も使えます。
 その場合は、バイナリエディタなどで編集してください。

消された X1
 X1版フラッピーについて調べているとシーン56にX1があります。
 MZ-1500版ではX1版からいくつかのブロックに手を加えただけなので、 何か問題でもあったのでしょうか。


バージョン履歴

 Ver 1.00 初公開
 Ver 1.01 岩を16個配置できる不具合に対応しました。



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